評価一覧
紳助版「新婚さんいらっしゃい」(こっちは結婚前のカップル相手だが)。
番組演出や手法が、バラ色の珍生に酷似していた。こっちは読売テレビだからスタッフがかぶっているというのは考えにくいが。
熱心に見ていたわけではないが、深夜時代も1時間番組時代も面白いとは思わなかった。
珍しいのはあの口やかましい紳助が聞き手にまわっているという点である。
さすが重鎮といわれるポジションまで上り詰めた芸人だけに、番組ごとにアプローチの仕方は心得ているようで、一般参加者の扱いをきちんとわかっている。
だが、どこか面白さがなく番組が終わってしまったのは、単純に努力では埋められない才能の違いだと思う。
桂三枝の新婚さんいらっしゃいは、嫌味もなく楽しく見れる魅力が不思議とあるが、こちらにはそれが全くなかった。
変わったカップルなどチョイスしているにもかかわらずである。
長寿番組となる分かれ目は、このへんの違いにあると思う。

《 平均 : 2 》
《 総合 : 8 》